古山三太の抽出しの中のエッセイ



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☆この際、自分用のディスペンサー。
☆抽出しに爪切りがあったっていいじゃないか。
☆好きな絵ハガキの保存にカードファイル。
☆フィラーノートは不滅だ。
☆捨てるためにボックスファイル


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この際、自分用のディスペンサー。


 
「自分用のディスペンサー」
テープディスペンサー。

 ちっちゃくて、重い。軽くて、でかい。太くて重い。細くて軽い。異性に対する趣味の問題ではない。 人間の生き方の問題でもない。流行語でいえば、「価値の多様性」を具現化している。 最近の文具の世界には、すべてのパターンの商品が用意されている。しかしこれでなくてはダメというものがあるのが、商品の世界の真実である。
 テープディスペンサーである。
 これは、重くなくては用をなさない。大小は無関係。テープをセットして、片手の手で引っ張り、切れることが、この商品の必要十分条件である。この条件を 完璧に満たすのは南部鉄の鋳造製。プラスチック製品とは違い、使えば使うほど味が増してくる。いつまでも飽きない。脇役の条件である「渋みと堅実さ」を 併せ備えている。主役はもちろんテープである。  


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抽出しに爪切りがあったっていいじゃないか。


 
「抽出しに爪切り」
色の感じ、切れ味、大きさ、文句のない爪切りだ。

 気に入ったモノだと、何カ所にも置いておきたくなる。値が高いとそれもかなわないが、書き味の良いシャープペンシル、 好きな色のインクのボールペンなどは家とオフィスに置くことを勧めたい。
 今回の爪切りもそんな商品のひ一つである。
 いつも使うわけではないが、ふと爪を切りたくなる時ってあるでしょう。むしゃくしゃした時、手持ちぶさたの時、愛煙家ならば何気なくタバコに 日をつけるということになるのだろうけれど。オフィス内禁煙の増えている昨今、それも簡単にはかなわない。
 刃物屋の老舗、東京・日本橋の「木屋」製であるから、切れ味は抜群である。くれぐれも爪を切りすぎないようにしたい。
  だいたい、みんな爪をいつ切るかって決めているのだろうか。  


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好きな絵ハガキの保存にカードファイル


 
「絵ハガキの保存にカードファイル」
サービスサイズ写真の保存にもよい。ポストカードファイルポケット。

 友達から洒落た絵はがきが来る。まず、返事を書く。みんなその後どうするのだろうか。
 捨ててしまうにはあまりにも忍びない。その段階で、友情が消滅するような気がしてしまう。
 それでは、どうやって保存したらよいか。昔からの状差しはモダンではないし、机の抽出しにほうりこむと、そのうち、ぐしゃぐしゃになってしまう。
 そこで、カードファイルの登場だ。まず色がいい。赤、黒、赤、黒と組み合わせても美しい。もちろん、自分の好きな色で統一したっていい。 机の上にこのファイルを立て、ブックエンドではさみ、並べると壮観である。
  自分で買ってきた絵ハガキの保存にも便利である。ミニ美術館を作ってみてもおもしろい。時々、眺めてみることだ。頭のとある個所が刺激されて、アイデアが 湧いてくる。  


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フィラーノートは不滅だ


 
「フィラーノートは不滅」
コクヨフィラーノートA4版。罫の幅3種類。グラフ、白紙の計4種類。B5版もある。

 システム手帳が世間を席巻しようがワープロとモデムで紙類を 一掃しようが、なぜかノートを見ると落ちつくのは、我々だけのことなのか。 フロッピーを説明するのに、ワープロのノートのよなもの、というとみんな 納得してくれる。文具界においてノートは不滅なのである。  他種類あるノートの中で、ロングセラーの「コクヨフィラーノート」。 なぜ定番になったのか。山根一眞が勧めたからでもない。立花隆が20年間 使っているからでもない。綴じてあるからノートにも使え、切り取ればカード 的にも使える両面性。また半分に折りやすく場所を取らずに書きやすい。 ファイルを使えば、テーマ別にもファイルできる。ともかく使ってみれば良さ がよくわかる。
   


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捨てるためにボックスファイル


 
「ボックスファイル」
キングGO LIGHT BOX.中が見えるのも便利だ。

 ダイレクトメールや半紙。各部署の資料、部下の報告書類。 買ってきた参考書籍類。
みんなどうやって整理整頓しているのだろうか。 ものぐさなものにとってどんどん溜まって山になるのがオチである。 きっとみんな悩んでいるに違いない。整理する時間をまとめて捻出するのも なかなかむずかしい。
 そこでボックスファイルの登場だ。廃棄するための一時保存に使う。 立てて使うことが大切だ。書類や本を寝かせてはならない。 寝せてしまうと、下に埋もれたものが死蔵されてしまう。
 もう一つ大切なことは資料は廃棄することが原則。 滞留時間は少なければ少ないほどよい。 保存資料なんて、そんに多くはない。必需資料のみ取り出して、改めて 保存すればよい。
   


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