古山三太の抽出しの中のエッセイ



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11/7更新
☆芯自動繰り出し式シャープペンシル
☆一枚切りスクラップカッター
☆PIにマービー#1600を。
☆小さな大物、ダックス。
☆大人が「かきかた鉛筆」を使ったっていい。
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大人が「かきかた鉛筆」を使ったっていい。


 
「かきかた鉛筆」
芯も柔らかいし、木の質も良い。紙の上で滑りがよく、削りやすいのだ。

 前回に続いて、鉛筆の話。筆記用具として握り具合、便利さ、安さ、書き心地(とくに滑り具合)、どれも、水準点以上だ。
 それにもかかわらず抽出しで恵まれないのも「鉛筆」である。文字が消える、いちいち削らなければ使えない、携帯に不便などのもっともらしい理由がつく。 シャープペンシル、ボールペン、ワープロなどに働き場所をとって代わられる。
 しかし、文筆のプロには人気があるようだ。片岡義男さんには、『5Bの鉛筆で書いた』(絶版)の著作をものにした。嵐山光三郎さんも8Bの鉛筆を愛用するとか。 「かきかた鉛筆」は初めて字を書く人のためと称しているだけであって、実に良くできている。小学校入学祝いのみに利用するのにはあまりにももったいない。


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小さな大物、ダックス。


 
ちいさな大物
シャープペンシル全盛だが、たまには鉛筆も。そしてこれも、削っていると気分転換にもなる。

 ドイツ製の鉛筆削りである。超小型である。重いのである。革ケースに入っている。
 決して「かわいーい!」というタイプではない。無骨でいて信頼感がある。 鉛筆削りが男性名詞か女性名詞か知らないが、「男の中の男」といいたくなる。
 性能面は携帯用とは思えず、的確に削れる。芯の太さも、ダイヤルで調整できる。これを使うと、他の鉛筆削りは使えなくなる。 仕事の前に2、3本の鉛筆を削って、気持ちを落ち着かせる効能もある。電動式などくそくらえという気持ちになってくる。
これに勝とするならば、日本の優秀な鍛冶職人のつくった肥後守しかないと思う。職人の愛情が隅々まで行き届いているのである。物作りはすべてこうありたいものだ。


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PIにマービー#1600を。


 
 マービー#1600
用途によって、(太さなどが違う)#1300、#1400、#1600、#1800がある。

 デザイナーの机の上って、事務職のそれとはまったく違う。
 同じ会社内でも、営業職の人と事務職の机上ってきっと違うことと思う。仕事の違いが大きいかもしれない。 同じというのも気持ちが悪い。その会社って、「右へならえ」式の暮らしにくい会社だと思う。
 さて、デザイナーの机の上に、便利そうなサインペンを見つけた。色がきれいで多い。60色揃っている。その上細書きと太書きの両用に使える。 これを、デザイナーだけに使わせておくには、惜しすぎる。では、どう使うか。自分の色を作るのだ。手紙やハガキのワンポイントに使ってみる。
例えば、署名だけこの色で書いてみるのもおもしろい。4色ボールペンだけじゃ、あまりにも寂しいものね。


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一枚切りスクラップカッター


 
 スクラップカッター
王道といえば、「日付を入れること」「出処を書く」こと。

 新聞・雑誌記事のスクラップは、誰もが一度は挑戦したことがある。だから、ほとんどの人が一家言を持っている。
 選び方、切り方(破り方)、貼り方、後での利用の仕方等々。これが王道だ!!というのもまだ見つかっていないのでは・・・。 いや、ないと思う。十人十色だ。
 例えば、切り方一つ取っても、几帳面に鋏を使う人から寝ながら破り取る人までいる。几帳面型の人にお薦めの「一枚切りカッター」である。
足の形をしたユーモラスなものである。作業していて何となく楽しい。確実にきれいに切れる。が、時間がない人には薦められない。
 僕は定規を当て、破り取るという、ごく原始的な方法である。これも快感である。


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芯自動繰り出し式シャープペンシル


 
 ホワイトボード
レトロマチックノンストップシャープ
くやしくないか?日本のメーカー様。

 なぜ今までなかったのだろうと思った。
「痒いところへ手が届く」というたとえがピッタリなほど、便利なものを作る日本の産業界のことだから、 自動的に芯が出るシャープペンシルなんてお茶の子さいさい だろうと思っていた。もし、既にあったのならごめんなさい。
書く毎に、芯が自動的に出てくることって、使ってみて初めて「あーいいなぁ」と思う類のことだとよくわかった。 だからこそ、今の今までこういう製品がなかったのかもしれない。それとも、「不精者になることを奨励する」製品作りを、 メーカーの良心とやらで拒否してたのかもしれない。しかし便利なものは便利なのである。苦言を一つ。 願わくは、0.9ミリ芯のものを発売してほしかった。



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