古山三太の抽出しの中のエッセイ



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☆ホワイトボードON DESK
 すぐ書けることが大事だから。
☆ポスト・イットには
 専用革ケース、手帳用ケース。
☆書き込んでも一週間で消える
 地図用マーキングペン。
☆平行線を手軽に美しく引くには、
 丸善マルチ定規。
☆気楽に書ける便箋を見つけた。

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ホワイトボードON DESK


すぐ書けることが大事だから。


 
 ホワイトボード
電話の横に置いておこう。

 読者の方々は電話の時、ちょっとしたメモをとるのに、どうしているのだろう。
結構困るものだ。回りを探しても大事な紙しかなく、混乱した経験はみな持っていることと思う。文具店へ行くと、電話受付専用システム手帳のリフィルや、 メモ帳は買える。でもたいがい1回限りだし、大切なことなら手帳に書き移すことをする。だから元のメモは捨てられるのがオチである。
別にぼくは「エコロジスト」ではない。しかし何か「もったいないな」というのがほとんどの人の感想であろう。コピーの反故を保存してメモ帳を作るなどの手間を かけるのも億劫だ。書いては消し、書いては消して上手になるのは文章の王道である。
メモの名人になってみたい。


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ポスト・イットには
専用革ケース、手帳用ケース。


 
ケース

 文房具で、この10年間であっという間に、職場を席巻したものの一つに「ポスト・イット」がある。

付箋である。ミソははがれやすい糊をつけたところにある。日本のビジネス社会は、コンピュータの吐き出す大量の資料によって動いている、といっても 過言ではない。そんな資料類を読むときの必需品である。また、本を読んでいて、仕事に必要な箇所に、気に入った言い回しを見つけた時に、「ポスト・イット」 をどんどん貼っていく。しかし、この付箋紙をどこに保管しておいたらよいのか、皆悩んでいるのではないか。机の抽出しにいれておくと一枚一枚はがれたりして、 クリップと同じ運命を辿る。その時にこのケースである。最後の一枚まで使える。


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書き込んでも一週間で消える
地図用マーキングペン。


 
マーキングペン マービーマップマーカー

 文房具屋さんをのぞくのが好きになったのは、いつの頃からだろうか。

小学校の前にあった丸美堂という店に入り浸っていたことを思い出した。授業で必要なものを揃えていた。当時何を買ったのか、まったく覚えていない。 ふんだんに小遣いがあったわけでもなかったから、ただ覗くのが好きだったのだろう。 少年時代といえば、地図が好きでどこにでかける時にも地図持参か、または帰宅後に地図をながめていた。昔「こんなモノがあったらな」という道具を見つけた。 こういうモノで驚かせてくれるから文房具屋さんが好きなのである。今、思い出したのだが、店番の娘さんが可愛かったのである。わが娘も、文房具屋さんが好きなのだ。 ちょっぴりうれしいような、恐いような気分である。

 


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平行線を手軽に美しく引くには、
丸善マルチ定規。


 
マルチ定規 今は、24センチと30センチのものしかない。15センチがほしい。

 看板屋さんになりたかった。
というよりも、看板屋さんの手際の良さを見ているのが、好きだった。
小型の自作(?)の板の定規を左手に、右手に平筆。 文字を書く時、まず横線を平行にどんどん引いていく。習った書き順とは違うのだが、仕上がりは美しい。少年時代、街にはいろんな職人さんがたくさんいた。 看板屋さんをはじめ、皆、店先で仕事をしていた。今と違って冷房があるわけではない。 夏ともなれば、道路からその仕事ぶりは、歩く人々にまる見えだった。学校の帰り道、時のたつのも忘れてよく見ていた。 表を作るのが多い職業についた。平行線を引くには美しく正確に、かつ、早く引けるのが一番である。なぜか看板屋さんのことを思い出した。

 


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気楽に書ける便箋を見つけた。
 
気楽に書ける便箋

 連載が始まって、読者からの便りを初めてもらったのは、ハガキのことを書いた時だ。
彼は「手紙と電話の一番の違いは、相手への思いやりの度合い」であるといった。
また、「手紙は読みたい時に、じっくりと顔を思い出しながら、 二読三読の楽しみもある」とも。確かだ。だからこそ、電話を初めとする電気を利用した通信が発達した今も、手紙の持つのんびりしたコミュニケーション がなくならないのだろう。しかし、手紙がなかなか書けないとの悩みもよく聞く。その多くが「便箋を前にすると、『こんなに書けない』というプレッシャー を感じる」というものだ。この丸善の3000番は罫の間隔が、十分に広く、文字量に圧迫されることがない。
もっと気楽に手紙を書こう。

 


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