古山三太の抽出しの中のエッセイ



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 ☆ウオーターマンのブルーブラックは絶品だ
 ☆使ってみればすぐわかるレターカッターの便利度
 ☆今人気のシャープペンシル2種類
 ☆育てるためにいつも携帯万年筆専用ケース
 ☆洋風のボードに和風のマグネットもいい


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ウオーターマンの
ブルーブラックは絶品だ


 
☆ウオーターマンのブルーブラック

青が好きなら、2本目はロイヤルブルー。黒が好きなら、漆黒の黒を選ぶのが正統派 の万年筆使いだ。

 ワープロが職場や個人の書斎に登場して、果たして万年筆はどうなったのであろう。 万年筆というと、ぼくらの時代だと中学生になった時のプレゼントにもらったものだ。何か、大人として扱ってもらったようで、うれしくてた まらなかった記憶がある。万年筆を使い始めると、文字の太さが気になりはじめる。そして、気にいった色のインクを使いたくなるものだ。カ ートリッジ式の万年筆も便利だが、そんな時、どうしても吸入式でなければならない。
 一番最初にどのインクを選んだらよいのか。文句なしにブルーブラックを推薦したい。どのメーカーでも作っているのが、イチオシはウオー ターマンのブルーブラックである。蓋をあけると、昔なつかし「これぞ、インクのかおり」がする。インクが鉄でできているんだなと思わせる かおりだ。詳しいことはわからぬが、酸化鉄すなわち錆のかおりなのだ。においでなくかおりといいたくなる。  


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使ってみればすぐわかる
レターカッターの便利度


 
☆レターカッターの便利度

レターカッター
やはり専用道具は使いやすい

 声しか知らず会ってみたら、「えっ!?」という人が時々いる。
 後ろ姿を見て追い越してみたら「がっかり」ということもよくある。男って何なんだろうと思う瞬間である。
 文房具屋で、これ何に使うのだろうと考え考え、自分には必要ないやと結局買わず、人が使っているのを見て、自分で使ってみたら 、あまりの便利さにビックリというものがある。
 レターカッターである。
 用途は手紙の封を切るというだけの道具である。「別にこれでなくとも、はさみで用は足りる」と従来思い続けていた。 たいていの人がこの道具を目にした時の反応であろう。自分勝手な思い込みであることに、気づいた。 この気持ちの良さを体験したら、レターカッターで切るのがイヤになる。
 高級品では電動のレターカッターがある。 でも体験してみるには、手動のレターカッターで十分なのである。  


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今人気のシャープペンシル2種類


 
☆シャープペンシル2種類

手前が本文中の「スクールグリップ」。
奥が色芯専用のクイックカラー0.9、
共に売れている。

 ぼくらが少年の頃、シャープペンシルというと高価なものだった。 卵の値段はこの何十年ほとんど変わらない。いや安くなっている。初めておつかいに行った時の記憶に頼ると、1個15円だった。シャープペンシルの値段の記憶は当時500円。ただ一番安い今の100円のタイプと違って万年筆と対の仕上げのモノだった。
 だから単純に比較しても始まらないが、小学生の当時の小遣いの平均1日30円位から推定する限り、高価もも高価、自分で簡単に買えるものではなかった。
 小学生の筆箱にはほとんどシャープペンシルが入っている。字を書くには細すぎると常々思っていた。あれじゃ字が下手になる。誰もがそう思うのだろう。今回の製品はパイロットが小学生用にすべてを研究しつくしたものだと。大人が使っても堪えうる。重さとバランスが実にいいのだ。何だか字が上手になったような気がする。
 


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育てるためにいつも携帯万年筆専用ケース


 
☆携帯万年筆専用ケース

ウォータマンは世界で初めて現在の方式の万年筆を作ったメーカー。
アメリカ生まれのフランス育ち。

 以前に万年筆の話を書いた。いやインクか。今度は万年筆のケースの話だ。
 お気に入りの万年筆で、好きなインクでというところまではみな考える。いい万年筆というと十人十色だから、抽出しのエッセイではふれない。どこのメーカーでも気合いの名品がある。
 ワープロで手紙を書いても、署名だけは万年筆にしようと思う人が多いらしい。その気持ちはよーくわかる。
 しかし、そのあと万年筆をどこに置くか。購入時にそこまで考慮する人は、なかなかいないだろう。で、結構悩んでしまうものだ。万年筆は育てるもの。街の調整名人がいろいろいるけれど、インク流れや筆圧にあったペン先には一応は満足できる。しかし納得できる書き味になるまでには半年かかる。そのためにも、いつも携帯して使いまくることが大切。だからこそ、ペンケースが必要になる。おまけに、無くしにくいしね。そばにいるので愛情も湧いてくる。  



洋風のボードに和風のマグネットもいい


 
☆洋風のボードに和風のマグネットもいい

吉家製の和風マグネット。

 40を過ぎると、和風につい目が行くようになる。これは何なんだろう。
 メシでも、ステーキやイタリアンよりも、刺身だ、天ぷらだという店に入りたくなる。酒を飲む時でもそうだ。元気な若者が大勢いるビアホールよりも、独り酒を傾けたい時があるものだ。ひとりで飲むなら日本酒が似合う。
 いろんな人がいて人間なのだから、たぶんそうでない人もいるに違いない。あとはこの事実を寂しいと考えるか、それとも自分の趣味が広がったと喜ぶかで、以後の生き方が変わってくるような気がする。でも無理はいけないよ。なるようになるさと自然に自然にいきたい。このところビートルズの「レット・イット・ビー」の意味が心からわかってきた。
 和風のマグネットである。
 モダンなマグネットばかりのボードにも、粋なデザインが映える。長く続いてるキャラクターにはホントに飽きがこないものだ。  



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