古山三太の抽出しの中のエッセイ



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☆使い方を考えるのが楽しい ポッピングマーカー
☆原始的プロジェクト管理の古山三太式メモ用紙
☆紙に穴をあけずにはさむオメガクリップ
☆コンパクトディスクを運搬するファイル
☆日本のメーカーも楽しいモノを作りだした


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使い方を考えるのが楽しい
 ポッピングマーカー


 
☆ポッピングマーカー

女子高校生が古山三太的世界をリードする。ポッピングマーカー

 「筆記具の革命!!」と売場に書かれてあった。これはすこしばかり注釈がいる。 もう、書く道具については革命的にうれるほどのものがなくなった。それほどインクも、材質も 新しい筆記具は生まれないのでは?値段も、これ以上は安くならない、という現場の判断が裏にあるのだ。 だからこそ、このポッピングマーカーは革命的だったのだ。
 昨年のクリスマスシーズンには、飛ぶようにうれたそうな。 特に女子高校生を中心とした、サインペン売場で自分の手帳やノートなどに試し書きをしてじっくりと 商品を選ぶ「書き手」の人たちが飛びついた。彼女たちのことばを借りれば、「色もカワイく、新しい使い方 ができる」。抜き文字が簡単に書ける。それも5色。バックの色も5色。イレイザーマーカーを使えば白抜き文字にもなる。一般の仕事ではなかなか使い道はないかもしれぬが、それを考えるのも楽しい。ただ、筆跡が 細いものが欲しいな。  


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原始的プロジェクト管理の
 古山三太式メモ用紙


 
☆古山三太式メモ用紙

紙質により筆記具を選ばねばならない。折る前の元の紙がB4であれば、ほとんどの仕事はオーケーだ。

 今回の商品はない。古山三太式メモ術の公開とでもいったらよいか。
 正確にいえば、古山三太式ではない。わが職場の先輩から教わった秘術だ。別に秘術でもなんでもないといわれるかも。
 丈夫な紙をただ折るだけ。そこには規格があるわけでもないし、気分でやればいいだけのこと。大切なことは、折ってポケットに入る大きさにすること。便利なことこの上ない。もう一つ大事なこと 、一つの仕事に一つの紙にするすること。もったいないなどと思うなかれ、どこに書いたのかわからなくなり、 せっかくの長所がぐじゃぐじゃになる。すぐ書けるようにいつもポケットに入れておくこと。
 今回撮影のために買ってきたのは、一枚35円のクラフト紙。B1だから、折る前の元の紙(B4)を少なくとも8枚は取れる。システム手帳のプロジェクト管理リフィルなんてのと比べると、ともかく安い。デパートの包装紙も丈夫だから使える。おまけに、ただなのである。  


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紙に穴をあけずにはさむ
 オメガクリップ


 
☆オメガクリップ

「約」40個入り240円。日本人なら、こういう表記はしないだろう。

 文房具屋を歩き回ると、時間の経つのを忘れる。
 大きな文房具屋だけでなく、旅に出ても一日に一軒はのぞく。地方では文具だけという店は少なく、書店が文房具を扱っているというケースも多く、本も文具も好きという私には一挙両得だ。
 本も文具も多品種。自分が欲しくなくとも、誰かが使うだろう(誰が読むのだろう)、どんな使い方をするのだろう、と想像する楽しみも共通点である。
 で、今回の商品は「オメガクリップ」。メイド イン スイスとなっている。
ゼムクリップやスティプラーと同じ、用途は紙をはさむものである。色がいい。文具のコマゴマした発想はいかにも日本人の「便利」さを追求する心がピッタリとしているのか、国産品に「おッ」というものが多い。 しかし、勝てないものがある。それは色である。このクリップも実に洒落た色をしている。
 机上に置いておくだけで無機質な色の職場が楽しくなる。  


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コンパクトディスクを
 運搬するファイル


 
☆CDを運搬するファイル

誰だ!? エッチなCDーROMをクラッシック音楽のケースに入れて、カモフラージュするヤツは。

 世の中の動きとともに、道具も新しいものが登場する。 パソコンもしかり。そんなにエラいものではない。
 単なる道具である。特にマッキントッシュを使っていると、文房具の延長にあるなァと感じる。 そう思わないと正しくない。何に使うかという目的意識がないと単なる高価なゴミとなる。
 しかし、ニッポンのおじさんはなかなかそう思えないようである。パソコンを自由自在に使っている人を見ると、「エラい」と思う人がいるようだ。確かに難しい理屈がわからないと使えない機械もあることもある。 別に私はマックのセールスマンではないが、マッキントッシュは万年筆にインクを入れて書くことができる人ならば使える。そのくらい簡単だ。
 マックが爆発的に売れ出したのは、シーディーロムを自在に使えるようになってからだという。一枚のシーディーを持ち運ぶための道具も必然的に登場した。
もちろん音楽シーディーにも使える。  


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日本のメーカーも 楽しいモノを作りだした


 
☆CDを運搬するファイル

クラフトパンチ。穴の形は、10種類もある。

 実用的な道具を探すのも、文房具屋巡りの楽しみだが、たまには息抜きもしたくなる。 ちゃんとした文房具屋ほど、こうした文房具フリークの心情を理解しているものだ。フリークほど遊び心あふれたモノが好きなのだ。楽しいモノを置いてある店は、文房具を心から愛している経営者だ。店員さんもサービスがよく、商品知識に満ちあふれている。
 少量他品種低価格の文房具だけに、遊びを店に導入するのは勇気がいるとは思う。店にとっては米のメシにはならないからだ。文房具好きの心を知っているから「お客」がいっぱいのはずだ。マジメ一方では、つまらない人間になってしまうのと同じように。自戒自戒。
 キャラクターの形を穴にするだけのものだ。何種類かの中から気に入った形を便箋にあけてみると、手紙をもらった人の心を和ませるにちがいない。スクエアなひとだけはやめた方がいいけれど・・・・・。 念のため。  


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