古山三太の抽出しの中のエッセイ



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☆消しゴムで消せるマーカー「ケルサ」
☆気楽に安く作れるトロダットの住所印」
☆便利、お洒落、中年も安心して使える
 の三題噺的「消す」道具たち

☆「電話をやめよ手紙を書こう」
 のための便利道具発見!

☆外での仕事専用のボールペン


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消しゴムで消せるマーカー「ケルサ」


 
☆消しゴムで消せるマーカー「ケルサ」
インクは裏うつりしにくいので辞書などにマークする時には便利。 三菱鉛筆製。

 このコラムは日常の文具を中心に「私の眼」で選んできた。 比較的、誰でも知っているモノが登場してきたかもしれない。 でも、多くの文具フリークと同じに新しモノ好きである。  でも久々の大型新人の登場!でもないか。消しゴムで消せる マーカー「ケルサ」である。 確かに、今までの消せない蛍光マーカーは自分の読んできた足跡 というか、考えてきたすべてがわかってしまった。これをなくしたい ということから、この商品が生まれたのかもしれない。 しかし再読の楽しみは「へえー、こんなことに感動していたのか」 ということでもあるのだから、その楽しみを奪うことにもなるのだ。 ただ、人に本を貸す時には便利かも知れぬ。 要は考え方次第である。  


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気楽に安く作れるトロダットの住所印」


 
☆気楽に安く作れるトロダットの住所印」
ハガキでオーダーする。文字や罫線もチョイスできる。大きさも何種類かある。

 子供のころ、尊敬する伯父さんが住所印を使っていた。 なぜかインクの朱の色が心に焼きついた。子供心に「大きくなったら 自分の住所印を作りたいな」と思っていた。  日本人はハンコ好きだという(*小誌の第72号教養講座参照)。 しかし、住所印となるとなぜか日陰者である。手紙好きなら、住所 と氏名くらいは自分で書けとでもいいたげに。  住所印を、好きな絵ハガキや封筒に捺してしまうことが、手紙を出し 続けるコツだ。人間って弱いものだから、せざるをえないような状況に 持って行かないとなかなかやれないものだ。 そうすると不思議なもので、あの人に出そう、この人にも書かなくちゃと思えてくるもの である。ハンコの持つ魔力なのか?  


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便利、お洒落、中年も安心して使える
の三題噺的「消す」道具たち


 

 文房具業界の歩みというのは、ゆったりとしている。 こののんびりムードはせかせかした日本で大事なことだ。  というのも、扱ってる商品が、日常の生活や事務に密着している からではないだろうか。しょせん、書くこと、貼ること、消すこと、 分類することなどなどの作業自体が、大きく変化することが考えられないからである。

便利羽ぼうき羽ぼうき

 さて、今回のキーワードは「消す」である。消すという要素を考えた時、 新しい技術の入り込む余地はあまりないようだ。まずは羽ぼうき。 消すという作業から消しゴムがなくならない限り、消しゴムのかすもなくならない。 かすがまとまる消しゴムも登場したが、かすがなくなるわけでない。 特に広い面積を消した時、かすも大量に発生する。羽ぼうきは便利である。 ただそれだけではある。羽ぼうきという「自然」が抽出しの中にあるとなぜか ほっとする。自然保護運動者の人たちには怒られるかもしれない。 しかし新聞紙のように、大量に利用する訳ではないから許していただきたい。

 次に消す前の作業の書く道具。
「IROJITEN」。大ヒットした色鉛筆。
ブルーといっても、10色以上ある。
今までの色鉛筆はなぜか、売れる要素には 欠けていた。大人向きの色。
鉛筆自体のデザインがよい。
色それぞれのネーミングにも、 心ひかれる。様々な要素が渾然一体となってヒット。
全色バラ売りの文具店は少ないけれど、好きな色を集めてみたらいい。

色鉛筆
まず自分の好きな色を買ってきたらよい。
字消し板
字消し板。

最後は字消し板である。製図用品である。手帳にはさんでおくと便利である。 老眼が始まり、小さい字を書くのは辛いけれど、手帳には小さい字が必要である。 シャープペンシルの小さい字を消すときの必需品である。  これからも古山三太は便利、持っていて安心、お洒落をキーワードに文房具を探し続けていきます。 お楽しみに。

 
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「電話をやめよ手紙を書こう」
のための便利道具発見!


 地味な文房具産業にあっても、コマメに開発が進められている。 そんな、謙虚な努力を見つけると、とてもうれしくなる。この喜びのために文房具屋さん 巡りは欠かせない。

ラベルシールエイブリー・トッパン

 今回のお薦めは、ラベルシールとファックス鉛筆である。 ラベルシールだが、A4サイズを12等分もしくは20等分してあるラベルなのである。 使い途はいろいろ考えられる。 多様性の発見は頭の体操になる。僕は住所印の代わりに住所と名前を書いて使っている。 すこぶる便利である。
あらかじめ封筒にこのシールを貼っておく。自分専用の封筒がすぐできあがる。 別にこういうものを用意しておかなくてもと、思われるかもしれないが、準備の段階から 礼状やお願いの手紙を書かなくては・・・という気になるから不思議である。 電話も便利だが手紙のコミュニケーションが友達関係を長続きさせるコツなのである。

 さて、ファックスペンシルである。鉛筆は専門化しているがファックスのためとしたのは はじめてではないか。正式には鉛筆ではなくシャープペンシルである。 鉛筆で手紙を書くのは失礼だが、ファックスでは関係ない。 訂正可能というのは心が楽になる。でも今までの鉛筆だとどうしても薄くなって、文字 判読不能がよくあった。そのため電話をかけなおしたという経験は心あたりがあると思う。 このペンシルの芯はファックスばかりでなくコピー機にかけても良く読める。  たかが、それだけのことである。このことだけのことも何人もの人が一生懸命に努力して いると思うとうれしくなるではないか。

FAXペンシル
ぺんてる

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外での仕事専用のボールペン


仕事専用のボールペン トンボ鉛筆

 僕は鞄が好き。「歩く荷物男」と呼ばれてる。 もちろん筆箱も多種多様な筆記具とともに入っている。  今回の製品は鞄を持つサラリーマンにとっては必要ない。 背広を着ていればインナーポケットにさせばいい。 今年のような猛暑の夏など表にでる時、筆記具はどうするのだろう? まったく書くことのない仕事ならよい。しかしそうもいかないのが世の常だ。  その名も「フィールドワーカーU」というもの。ボールペンを首からぶらさげるように できている。単純にそれだけの製品。 前作から微妙に改良が加えられている。何らかの拍子にひもが引っ張られた時、首が絞まる 前にボールペンがはずれる仕掛けだ。 前にそれだけ苦しい思いをした人がいたということなのか。もちろん書き味は抜群だ。


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